フェラーリ創始者

自動車メーカーフェラーリは1929年エンツォ・フェラーリによって誕生しました。エンツォ・フェラーリは当初アルファ・ロメオ社でレーサーとして活躍していましたが、才能にはそれほど恵まれていなかったといわれており、むしろ経営力や交渉力にはすばらしい才能を発揮し、その才能は自分の会社が世界的な自動車メーカーになるまで活躍し続けることとなりました。

エンツォ・フェラーリは幼少時代から自動車レースに人一倍関心を寄せており、それが高じてレーサーになり、会社を設立するまでに至ったからか、自動車に関する自身の考えをとにかく大事にする人であったといわれており、それが解きにレースの勝利の阻害要因になったりしたと現在は語られています。

例えばF1カーの多くがミッドシップ車というエンジンが車体の中心部に置かれているタイプが主流になってきたころでも旧来のフロントシップ車にこだわりぬく考えを崩さなかったためにレースに勝てなくなってきたり、エンジン至上主義を掲げ、それ以外のブレーキやシャーシなどのパーツやドライビングテクニックにはまったく気を配らなかったりと何かとトラブルを起こしていましたが、それを許すほどの大きな成果を上げ続けてきたことは死後自動車殿堂に選入されたことからもうかがえます。