フェラーリ初の一般向け自動車

フェラーリが誕生した当初は生産する車はカーレース用に開発されたもので、一般の方に販売するための車は一切作っていませんでした。フェラーリが本格的に一般向けの自動車を作るのは1950年代に入ってからで、この時誕生したのが、フェラーリ250シリーズで、こちらはレース用に開発されたものをデチューンする形で開発されたGTモデルを一般販売向けとして販売しましたが、当初は公道向けに作られていなかったためか、エンジン音がうるさく熱がこもって暑い、クラッチなどの部品が故障しやすいなどあまり良い評価をもらうことは出来ませんでした。

レース用に開発されたモデルもいくつものレースに優勝したりと良い成績を残しているので、レースカーとしての評価は決して悪いものではありませんでした。ですが、何度かのバージョンアップを経てGTカーも良い評価を得るようになり、少しずつ公道向けの自動車のノウハウが蓄積されていきました。現在もフェラーリはレースカーとGTカー両方の開発を行っていますが、レースカーの性能はさることながらGTカーも公道を走ることを考慮しつつまるでレースカーに乗っているような間隔すら覚えるような性能を持っています。